人との距離感

私は人との距離感をうまくとれない。

……ということを友達「だった」人から言われた。

「砂糖島ちゃんって人との距離感とるのへただよね」

それがその子からのLINEの最後の言葉になった。

というかそれに返答するだけの気力と文章力を私は持ち合わせていなかった。

そっかー、へたかー。

と、言われた言葉はずっと心に刺さって抜けることがないまま今に至る。

人に放った言葉って本当にその人の人生とか考えとか

性格まで変えちゃうんだよなって

そのとき改めて気づいた。

元々気分屋で楽しいことだけやっていたいという部分と

人と関わるのはいいけど苦手な人とは一切関わりたくないという

子供みたいな面しか持っていなくて人生を歩んできたので

その元友達の子がうつ病になってずっと私に愚痴をエンドレスで言ったり

こっちが好意的な言葉を言っても全てがネガティブに取られ皮肉を言われ

「近々自殺します」のようなことを言われてしまい

そうこうしていたらこっちの精神までやられそうになったので離れた。

そうして元気にしてるかな？なんて数カ月ぶりにLINEしたら上記の通り。

（暗転）

いやそんなこと言いつつ私はもう10年前から精神科通ってるんですけどね。

こんな風に言っていますがうつ病の人がすべてそういうことをしたり

そういう性格と言っているわけではなく、

そしてうつ病の人を嫌いなわけでもなく偏見も差別もなく

よくありがちな

「メンヘラと関わるとメンヘラになるからやめときな」ということでもないです。

ただこの子と私が合わなかった。それだけ。

それから人と関わることが苦手になった。

面倒になって、また人との距離感がうまくつかめず迷惑かけたり嫌がられたり

仲良くなっても離れていったり離れたり

そんな生き方が嫌だなって思ってしまった。

だって人と関わるのってすごくエネルギー使うのに、それでうまくいかなかったら家に帰ってから一人反省会開いちゃう。自分のダメだったところを覚えている限り思い出しちゃって、あんなこと言ったから、こんなことやったから……

って考えて結局しにてーって思って鬱々した気分になりご飯食べるのもお風呂入るのも嫌になって挙句の果てに寝るのも嫌になってなにもできず動けなくなりデパスのお世話になるのです。デパス最強（私の中で）

でもふと人を求めてしまうときはあるのです。

誰かと話したい。関わりたい。

かまって欲しい。

生来の構ってちゃんなので孤独を選びたいけど孤独にはなれない。

だからこそ苦しい。いっそ一匹狼気質になれれば楽なのに。

人と関わらない人生送ると寿命減るんだってー

という話題を目にしては

「はあ……」

と、ため息と同時にもうどうでもいいという気持ちが浮かびます。

じゃあ関われる人をどうやって探せばいい？

むしろそこで人と仲良くなって顔色伺って楽しくもないことをやって気を使って

そっちのほうが寿命減りそうじゃない？

っていうか寿命なんて不確定なものをどうやって信じればいいのか。

明日には隕石が落ちてきて命が無くなるかもしれないのに。

80まで生きられるなんて保証どこにもないのに。

でも明日死ぬつもりで毎日生きなさい、みたいなものは疲れるのでノーサンキューです

ムダなことはしたくないし嫌なことは極力避けたい。

ああ、やっぱりまとまらなかった……。